実写化不可能と言われた不朽のミステリーの実写ドラマ。
原作既読。
オチもトリックも知りつつも、めちゃくちゃ面白かった。初見では確実にわからないトリックに震える。
大学のミステリー研究会メンバーが、無人島“角島”にそびえ立つ十角館で合宿を行う。その中で本当の殺人事件が起き、脱出不可能な空間で犯人を明らかにできるのか?
また同時に本土の様子も描かれる。
元ミステリー研究会メンバーの江南と島田という謎の男が、角島で過去に起きた事件を追う。恐ろしくも歪んだ事件の真相とは…?
1シーン1シーンに隠された伏線が上手かった。物語の流れや会話一つ一つに注意を払わなければいけない。
ただ、最終回はちょっと蛇足かなと…。
最終回一歩手前の終わり方、衝撃の一言が凄すぎて、どうしてもそこがピークになる。綺麗に終わってる。
だから、結末編はもう少し短くても良かったかなー。
それでも総じて、見事にこの事件を実写化したのはすごいと思う。