早紀

ターニング・ポイント:核兵器と冷戦の早紀のレビュー・感想・評価

4.0
1話鑑賞後の感想。
1話目は第二次世界大戦〜終戦まで。
戦争のターニングポイントとなる「原爆」が開発されて実際に日本に投下されるまでの経緯と、ポツダム宣言受諾に至り終戦を迎えるまでのまとめなんだけど、、

憂鬱なほどショッキングな映像や写真ばかりだけど、紛れもない負の歴史のリアル。

当時のアメリカのプロパガンダ広告は、同じ敵国のドイツは普通の人間だけど、日本人は黄色いサルのように描かれてて、そういう煽りもあって国民の間に差別や偏見が相当あったのだと感じた。

原爆が作られて、はじめはソ連に抑止力のために使うつもりが、ソ連が日本に侵攻して支配することを危惧して、それを阻止するために広島と長崎に投下して早く戦争を終わらせたという衝撃的な経緯、、

ここから冷戦の時代になるわけだけど、経済政策にしろ紛争にしろ犠牲になるのは結局一般市民、、
胸糞悪くなりながらも、かなり分かりやすく紐解いたドキュメンタリーだと思うのでゆっくりつづきを見たいと思う。

※追記メモ
・スターリンの恐怖政治
・核実験、核兵器保有を競争(米と露)
・米露英、、各国で諜報活動の激化
・キューバ危機(カストロ)
・ベルリンの壁、西ベルリン孤立
・レーガン大統領のスピーチ
・大韓航空撃墜事件
・チェルノブイリ原発事故
・ゴルバチョフ政権下のグラスノスチ(報道の自由)、ペレストロイカ(経済改革)
・東欧諸国の暴動デモ
早紀

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