ドラマ観てましたが、スペシャルの放送知らず、気づいたら放送後。慌ててTVerで視聴しました。
仮面ライダーメテオ、佐野万次郎などで活躍中の吉沢亮演じる若手小児科医の志子田先生がPICUに配属され、小児患者や患者の親と向き合い、更に北海道の小児医療問題、仲間や自分との葛藤などを経て成長していく物語のスペシャルです。
志子田先生がドラマ版を経て成長し、新しい研修生に接している姿は、ドラマ版の彼の優しさだけじゃなくPICUで身に付けた強さのようなものを感じさせてくれ、とても頼もしく思いました。
周りからイジられる姿は以前と変わらずなんやけど、そこには志子田先生を信頼してこその絆を感じました。
何より、PICUに入院する小児患者は1人ではなく次々と運ばれて来ます。しかも、１人の治療が終わって次の患者じゃない。同時進行。
そんな慌ただしい状況でありながら、観ていて違和感なくしっかりと理解出来る。
良い事も悪い事も起きるPICUの時間の一部を切り取ったような物語に、10分に1度は泣いてしまう。
登場人物ほぼ全員が良い人過ぎる。けど、それが嫌味じゃない。
観て良かった。TVerありがとう。
今後、研修医の2人にも、北海道の小児医療の為に頑張って貰いたいんやけどなぁ。
スペシャルだけでも満足いく作品になってると思いますが、ドラマ版の志子田先生とお母さんとのやり取りを知っていると、辛くもあり、より重みの増すストーリーになると思います。
命と優しさについて、否が応でも考えさせられるわ…そして、1人じゃ無理なんよな。
