4話まで視聴
主人公を応援する理由が見当たらない。
「主人公は主人公であるだけで応援される」と無条件で信じている未熟なドラマはたまに見かけるが、そのタイプ。
黒岩勉は実力のある脚本家だと思っていただけに残念だった。
悪を許さない正義感があるわけでもなく、ただ状況に流されて、示された選択肢を受動的に選ぶだけ。
家族を守ろうとするものの、その家族からは冷たくあしらわれている。
感謝をしない、善意にフリーライドするだけの人間に対して思考停止で尽すのは全く応援できない。
その先に幸せがあるわけないからだ。
主人公はかわいそうな立場ではあるものの、救われるべきか?と考えると、既に手を汚しているし、自分で推理することもないし、解決も人任せ……。
メインの立場のキャラに対して「どうでもいい」と思ってしまったら
見る価値はないだろう。
ということで離脱