お別れホスピタルの4の情報・感想・評価

エピソード04
第4話
拍手:28回
あらすじ
池尻さん(木野花)は、辺見(岸井ゆきの)には本音を言う。「死んでたまるか」が口癖なのに、ふと「怖い」ともらす。辺見は精一杯の思いを語るが…。福山さん(樫山文枝)は余命宣告されているが、息子のために長く生きたいと言う。それしかしてやれることがないと。急変した福山さんの前に息子が現われる。母に言いたいことがあるから手術をしてほしいと言う。目を覚ました福山さんは…。池尻さんが最後に辺見に見せた姿は…。
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夏藤涼太

夏藤涼太

1話こそ、原作やスタッフ前作の『透明なゆりかご』と比べて演出面に不満があったのだが、見ているうちに、その狙いがわかるようになってきた。 最終話のテーマは、「生きることを願うことのエゴイズム」についてだろうか。 意識が戻ることがない夫に(自分のエゴイズムで)延命治療を施したのに、妻の方が先に死んでしまう。自分の生きがいのために、自分の命と向き合う息子を否定する。自分の贖罪(と年金)のために苦しむ親を延命させる。延命させた上で孤独になるのを防ぐために命を奪おうとする。 いやはや、どれも地上波の連ドラで扱われるテーマではない。純文学でやるやつ。しかし、こんなテーマを地上波連ドラでエグい角度で掘り下げることに成功したのは、ある意味では、演出の方をポップにしたからなのかもしれない。 全4話ということもあり、消化不良のままのドラマも多い。だが、この物語は視聴者の心の中で完結させるべきものだろうから、どこで終わっても、ある意味では問題ないのかもしれない。 とはいえそれでも、続編、あるいは同じスタッフによる次回作を期待しています。
umimi

umimi

このコメントはネタバレを含みます

4話で終了ということもあり、意外とあっさりしていた。 少し中途半端な気さえするけれど、一度も死んだことのない生きている人ばかりしかいないのだから(前世来世などの考え方はさておき)、”死”については誰も語れないのだよな。 一日生きると一日”死”に近づく。 こちらにもあちらにも知り合いや会いたい人や存在がたくさんいるからこちらに少しでも長くいたいとは思わない。 良きタイミングで、とは思う。 それがいつなのかはわからないけれど。
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熟睡

熟睡

このコメントはネタバレを含みます

主人公家族や同僚の病など、一つひとつのエピソードは意外にあっさりと終わり、それぞれもっと掘り下げられそうな気もしたけど…、4話という話数ではまとまっていたと思う。 多くを語らないストーリー、脚本のため、行間を埋める演者さんの巧さが肝であり、実際にドラマのクオリティをかなり上げていたと思う。 個人的には、木野花さんの弱ったシーンと亡くなっていたシーンが印象的。舞台のお芝居のような、何かありがたいものを観ている気持ちになった。 あとは、きたろうさんが声を失った状態で「生きろ」というシーン。表情で伝わる情報量の多さに驚いた。(何を言ってるか、見ていて伝わりました) 「死ぬってなんだろう」のモノローグは『透明なゆりかご』と対にする意図が感じられたが、 『透明な〜』が全10話あったのに対して、全4話というのはちょっと少ない。もっと見たかった。 何より医療従事者の方には頭が下がる。
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daiyuuki

daiyuuki

赤根さん、どうした😅 ステージ3🥲 原作者カメオ出演😅 医療従事者だから、余計に自分の状態がわかり怖い😨 息子の為に生きようとする母🥲 赤根さん、逞しい母だなぁ🥲 死と向き合っている人は、誰かを生かそうとするのかもしれない。 夫を残して介護してる妻が、先に🥲 池尻さんらしい死にざま🥲
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とっぽっき

とっぽっき

忙しそうにしてるのやっぱバレちゃってるよね
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melody

melody

なかなか辛いドラマだったけどなんとか完走。 お別れホスピタル、死ぬを『生き切る』と表現。その通りなのかもね。最後まで生き切る。人生の最後の場所。
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もうage57

もうage57

現実の、現実の、現実のお話。私もいつか死ぬ。怖い。老母もいつか死ぬ。想像したく無い。病妻もいつか死ぬ。現実のお話をよくもここまでリアルに作りやがった。キャストも良く、内容も面白いから見ちゃった。見なきゃ良かった。製作者、出演者、視聴者の皆さん。ありがとうございました。
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noritakam

noritakam

岸井ゆきの
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かりん1

かりん1

爆弾発言 私『ガン』になりました。ステージ3です。 看護師だから 病状のこともわかるだろうし、悪ければ辛さも増すだろう! 場所がホスピタルだけに 見てる方は余計につらい 昔 『塩ゲンコツ』って言われてた笑わない先生も 今はボケて 幸せそうにわらってる。 余命いくばくもない母 一言『生きてる位しかあの子の役に立てない』 年金で息子をたべさせてるから...。 それぞれの人生の最期。 どれも真実。どれも現実。 本音は? 『死んだら どうしよう』 『怖い やっぱり死ぬのは怖い』 『死と向き合っている人は 誰かを生かそうとするのかもしれない!
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できる

できる

このコメントはネタバレを含みます

後悔が多く残る家族との別れが多くて、時折その悔しさを思い出すのだけど、最後の「結局思うようには死ねない」という台詞を聞いて、その後悔が少し救われたような感じがした。死ぬ方もそれを受け取る方も互いに思うようにはいかない。 死ぬのはやっぱりすっごく怖いし、ピンピンコロリがいい。 きたろうがすごく良い味出してたし、きたろうの「生きろ」の台詞はズシッと重くていっぱい泣いた。
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ぁぃぁぃ

ぁぃぁぃ

痛い痛い痛い、きつい。 年金で生きてるおじさん。 夫をのこして介護してる方が先に。 最終回たくさんの死。 死ぬのは怖い。
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sinimary

sinimary

2024/2/24