ちょげみ

三体のちょげみのレビュー・感想・評価

三体(2023年製作のドラマ)
3.8
【あらすじ】
2007年の中国、ナノ素材の研究者であるワン・ミャオは、シー・チアンら警官に連れられて、各国の要人が数多く出席する会議に同席することになる。
そこでワンは、ここ最近世界各地で高名な科学者たちが「物理学は存在しない」というメッセージを残して立て続けに自殺していることを聞かされる。
自殺した科学者たちは、エリート科学者で構成される「科学フロンティア」と関係を持っているという共通点があり、ワンはその組織にスパイとして潜入してほしいとお願いされる。
科学フロンティアの会合に出席したワンだったが、それからワンの身に徐々に異変が起き始め。。。

【感想】
第一話・第二話をオンライン試写会にて視聴。

「三体」は、その壮大なスケール感と圧倒的な世界観、中国文化との見事な融合が評価され人気を博し、翻訳書として、またアジア圏の作品として初のヒューゴー賞長編部門に輝いた、現代中国最大のヒット作です。

小説では序盤に物理学のあれこれ、時代背景などを読者の脳に叩き込むため、物語に没入するのに割と長い時間がかかります。

その懸念事項を抱えてドラマ版の1話、2話を視聴したのですが、それはまったくの杞憂でした。

謎解き要素が要所要所に設置されているため、ズイズイと飽きずに見続けることができます。(でも人によっては退屈と感じるかも)
ミステリー、ホラーテイストで物語は進行していくのですが、決してチープというわけでもなく、徐々にパズルのピースが埋まってくるような爽快感がありました。


でも正直に言いますと、物語のつかみとしては興味を惹かれるけど、1話、2話がめちゃめちゃ面白いというわけではありません。。。
大スペクタクルが待っているのは後半からなので、首を長くして待っていようと思います。。。
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