いくらでも見てられる。
「カルト」というのは何も狂信的、やばいという意味ではなくて、元々は小規模で独裁的、新しい宗教のこと。転じて今では熱狂的みたいに、異端宗教みたいな使われ方をしているけど、それってつまり一部のSNSのインフルエンサーとフォロワーの関係じゃん、とこのドラマを見て思った。
カルト宗教の教祖になるためには、
・コードスイッチング(相手のレベルに合わせて話し方などを変える話術)
・信者の睡眠を奪う(判断能力を鈍らせる)
・役者になること(ハッタリでも一回信じさせたら勝ち)
が重要なのだけど、これも全部インフルエンサーになる方法に置き換えられる...。
そして、「信者(フォロワー)の数は教祖(インフルエンサー)にとって預金残高と同じ」という教訓は、まさにインスタグラマーやインフルエンサー、YouTuberがフォロワーに対して思っていることそのものですわ。
現代にはもう数えきれないほどのカルト教祖が全世界規模で誕生していて、10万なんてざら、100万以上のフォロワーがいるインフルエンサーなんて、なんだってできる。オウムなんて比じゃない。恐ろしい世の中です...。
そういえば、前働いていた会社のビル、上の会が統一教会だったなぁ...。真っ白い服を着た人がレッドカーペットの上歩いてたらしいけど、マジで教祖だったのかもしれない。