このレビューはネタバレを含みます
本人が登場して話し出すまで気付かなかったけど、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のスザンヌ役だったウゾ・アドゥバ!
いったい、どうなるんだろうと引き込まれた。
やっつけてほしいという思いで。
オキシコンチンが広まっていくまでの過程がひどい。
まさに壊れていく。止められない。
患者は医者を信じてるし、ヘロインを飲んでるとも思ってないのだ。
確かに痛みは耐えなくてもいいものだとは思う。痛みを止めれるのなら止めたい。でも、中毒になって死ぬようなのは行き過ぎになる。ヘロインは最悪だ。
現在もこの薬は使われているし、アメリカではずっと問題になっているらしいし、たくさん死んでいる。
中程度からの患者に使って、信用して飲んでいたら、中毒になっていたって気の毒すぎる。
自ら進んで使っている乱用者とは訳が違う。
正しい医者であれば、これはこの段階の患者にはよくないとわかるだろうし、止めることができただろうに。
正しい容量や時間と言っても、中毒性があれば、容量も回数も増えてしまう。そこが矛盾してる。
重たい気持ちで見終わった。