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姪のメイのdarumaのレビュー・感想・評価

姪のメイ(2023年製作のドラマ)
3.8
映画「こちらあみ子」の大沢一菜さんに惹かれて。これもう始まってた…!慌ててTVerで追っかけ直近3話まで(まだ間に合います!)「直ちゃんは小学三年生」の青野華生子さんが企画・プロデュースに携わられている、あと監督が齊藤工監督とよく組んでいる清水康彦監督(「ペンション・恋は桃色」を観ています)という事も念頭に置いて観ました。

総じて、うーん…なんかやりたい事はわかるんだけど、微妙に惜しいというか。すっごく好きかと言われると、そんなに好きじゃない。
けど、やりたい事はわかる(2回言った、笑)

姉夫婦が亡くなってしまい、姪っ子を一時的に引き取って、リモートワークできる職業だったので手狭な都内の家から福島に仮移住する話。(このあらすじだけでもうお腹いっぱい感、わかりますでしょうか…)
主演は本郷奏多さんです。

1話冒頭「うーん…?」コテコテのベタな展開に一抹の不安…
でも!ラストの台詞は良!
「相手を変えようとしない、期待しない」
ドキッとした。
(でも、この後の台詞が何回聞いても聞き取れない!続けて喋っており「○○だから」みたいな事を言っているのですが…テレビで録画しておけばよかった!字幕が出るから。TVerは出ないんですよね。出るドラマもあるので、テレ東は、なのか、この枠(木ドラ24)はなのか、わからないのですが…)

そういう感じで、時々琴線に触れる系の台詞が出てきます。

なんですが、後は結構展開がこってりというか…
元々齊藤工さんとのタッグでも小ネタが多いのでそれはなんとなくわかるのですが、脚本は別の方なので、この感じがどこから起因しているものなのか…(しかも監督は2話以降別の方だった)

あと、大沢一菜ちゃんの使い方。
ぶっちゃけ、かなり難しいとは思う…
あの映画(こちらあみ子)を観た人が本作も観てるであろうという事が大前提になっていると思うのですが(かなり癖強めな役)、これが吉と出ているか凶と出ているかは微妙なところ。
知らない人が観たら単にどヘタに見えないだろうか…

実際に3話で「めちゃくちゃヘタじゃない!?!?」みたいなシーンが出てきて、それにはちゃんと意味があるのですが、めっちゃハラハラしました。(私、何様。。見守るおばさん目線)

キャストは好き。
竹原ピストルさんも事前に知っていて、福島モノだからだろうなぁ…と思って観ています。観れてないのですが「浜の朝日の嘘つきどもと」に出られていますよね。あと「直ちゃんは小学三年生」にも出られていたので、そのご縁かな?と思いつつ。

岩倉さん役の橋本淳さんが出てきてちょっとテンション上がった…!(出演を知らなかった)最近時々気にして見ています。
映画「月極オトコトモダチ」がめちゃくちゃよかった方です。
3話が彼メインで、結構いい感じの〆台詞でした。

こう、なんかいい感じではあるんだけどな…
2話の閉じ方も悪くなかったんだけど。
なんだろうな、何が「うーん」って思ってしまうんだろう。。
いい感じをいい感じに見せてるのがあんまり好きじゃないのかもしれない。
(実は私、直ちゃんは小学三年生は観てましたが(賞も獲りましたが!)、それほど好きではありません…じゃあ何故本作を観てるんだ!って感じですが。。もうひとえに大沢一菜ちゃん目当てです)

本郷さんはすっごく好きって感じではないけど、めちゃくちゃ安定してる。ど安定。何も心配は要らない。

ほか、ここに書いてない人は実はあまり好きではない。。
(知らなかった方は除いて)
それもイマイチの原因としてあるのかもしれない…

次クールのドラマの開始日がもう出ているので、本作は多分全6話かな…?もう折り返し。
ゆるーく観ていきたいと思います。
(録画予約したのでおそらく後で一気見になりそう)
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