トケグチアワユキ

姪のメイのトケグチアワユキのレビュー・感想・評価

姪のメイ(2023年製作のドラマ)
-
何の前情報もなく、誰が出てるのかも知らず観はじめた。

で、第2話で、あら?思ってたのと違うって(いい意味で)。


姉夫婦の遺児メイを引き取り、リモートワークだからと安く広い部屋を求めて、よく調べもせずに移住した先が福島の3.11.被災地だった、というのが第2話のあらまし。


主人公のオズ(本郷奏多)と姪のメイ(大沢一菜)が、個性的な面々が集うコミュニティにさらっと溶け込んだりして、こりゃ今後の展開に期待が持てるなぁ。

福島の自治体からの意向を汲んでの企画のようだが、プロデューサー自ら企画原案作成を行ってたりして、確実に強い意志の下スタートされたドラマだと感じる。

スコアは完走後に改めて。


とりあえず、あまり悲壮感を押し出さず、飄々と進行していく被災地での移住生活が、アイディアなしからのゴマカシや逃げではなく、明らかに意図をもってのらりくらりしていると感じられて、しかしまったく予想がつかないところがいい。