Karen

何曜日に生まれたののKarenのレビュー・感想・評価

何曜日に生まれたの(2023年製作のドラマ)
4.6
野島伸司作品。

高校時代の交通事故がきっかけで引きこもりになった黒目すい(飯豊まりえ)があることをきっかけに同級生たちと再会し、10年前の事故の真相が明らかになっていく。高校時代の回想シーンに交えてそれぞれの今を描くラブストーリー。

昔は野島伸司作品は必ずリアタイしてたんだけど、ここ数年離れてて、久しぶりに野島ワールドに触れた。

めっちゃ良かった。まず、主題歌が絶妙。ザ・ホリーズ(The Hollies)が1966年にリリースした「Bus Stop」のノスタルジックな旋律に一瞬でドラマに引き込まれる。

序盤、編集長の来栖久美(シシド カフカ)が毒舌すぎて引いたし、妹の芽衣(早見あかり)も個性的すぎ。おまけに回想シーンの高校時代のサッカー部女子マネージャー達も嫌な奴で、すいちゃん可哀想、って思ってた。しかも作家の公文竜炎(溝端淳平)も癖のあるクリエーターで、中盤でリアルアガサが登場したときにはヤバい奴確定で、野島ワールドとはいえどうなってしまうんだ?って感じやったけど。

いやー、毎週毎週、想像を上回る展開にワクワクしたわ。

ラストも予想の斜め上を行く展開で、結果、大満足のエンドです。

飯豊まりえちゃん可愛いすぎやし、サッカー部の江田くんと雨宮くん爽やかでかっこいいよねー。

楽しかった〜。で、結局最終話、みんな良い奴で優しいのね。最初のヤな感じ、忘れるわ。

やっぱ野島伸司作品、良い!

ってことで、TVerで「この世の果て」視聴中。こっちはなかなかエグい。
Karen

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