Karen

転職の魔王様のKarenのレビュー・感想・評価

転職の魔王様(2023年製作のドラマ)
3.3
転職エージェントを舞台に、凄腕キャリアアドバイザーの来栖嵐(成田凌)の下で働くことになった千晴(小芝風花)が、転職希望者の人生に関わって成長していく姿を描いたお仕事ドラマ。

1話ごとにクセの強い求職者たちが登場する。単に新しい仕事を紹介して仲介料をいただくと言う単純なものではなく、仕事を紹介すると言うことは、人生そのものを変えてしまうというのがリアルだった。

来栖さん、めちゃ厳しいこと言うし毒舌で冷たい印象だけど、転職したい人に本気で向き合っているのがわかる。一方、千晴は寄り添いすぎて先が見えてないところもあるが、優しくフォローしてくれるし、自分の担当なら癒されると思う。癒しだけじゃ良い転職はできない(←ココが、回を追うごとに成長していくポイント)。対象的に見える2人だけど、求職者の1番良い道を探す目的は一緒で良いコンビ。

なかなか面白く最後まで見た。来栖さんのツンデレもちょっとハマる。

千晴の叔母で社長の洋子さん(石田ゆり子)や、子持ちでバリバリ働く広沢さん(山口紗弥加)など、女性がカッコよく仕事する姿が素敵だった。
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