タイトルのざらりが、とってもうまいと思った。
幸せなのに。楽しかったのにこんなにも辛い。。ザラザラするような思い。
優しくて可愛くて微笑ましい。
なのにとっても辛くもなり、それでも惹き付けられたドラマ。
軽い知的障がいがある20代のありさと、30代の優しい岡村さんとの初恋。
一生懸命でけなげなありさ。
軽度だからこそ、出来ない自分のことが歯がゆくて悔しくて、普通になりたいと切実に願う姿が切なかった(涙)
うまくできなくても「そのままでいいんだよ」、と言ってくれる岡村さんの言葉も、ありさにとってはその優しさが辛くて、もっと頑張らなきゃと焦ったり落ち込んだり。。
どちらも悪くないし、決して相手に酷い言葉を言ったり、ケンカをしているわけじゃないのに。
不器用だけど誠実な二人がとってもお似合いだと思ったし、うまくいって欲しいと願い、見守るような気持ちで見ていました。
きっと、誰もがそう願いながら見てしまうドラマですね。
演じるのは小野花梨と風間俊介。
風間俊介は、『それでも、生きていく』等、出始めの頃は闇深くて悪人みたいな役をよくやっていて、その演技に圧倒された。
しかもジャニーズだって知った時は驚いたけど、最近ではバラエティー等にも出て、優しい役が板についていた。
今はこういう役の方が違和感がなく、ハマりますね。
小野花梨も、幼さを残したありさ役がハマっていて、混乱したりうろたえたりする姿が、歩き方でも見てとれて、感情移入が半端なかったです😢
二人の演技に感服です🙇✨️