Karen

ハヤブサ消防団のKarenのレビュー・感想・評価

ハヤブサ消防団(2023年製作のドラマ)
3.6
池井戸潤さんにしては珍しくミステリーもの。

作家の三馬太郎(中村倫也)が、ある田舎町ハヤブサ地区に移住し、地域の消防団に入るところから始まる。

立て続けにおこる火事、放火犯と疑われた人物は遺体で発見、次々と買い占められるハヤブサ地区の土地。

最初は村の人と関わり、都会とは違う仲間との繋がりを感じながらゆっくり話は進むが、中盤から不穏な空気が漂いまくり、カルト宗教がらみの事件になってからは、まさかの人物が!の連続で急展開。

最後までわりと面白く見たけど。
宗教をテーマにしたストーリーは、ちょっと苦手意識もあり....複雑な心境で見終わりました。

誰しも弱っているときに手を差し伸べられたら立木彩(川口春奈)みたいになってしまうのかな。実際、心が救われたんだろうし。

フジテレビドラマの「ばらかもん」と設定が被ってて、比較しながら見てた。ハートフルウォーミングとミステリーで全くテイストは違うんだけど。主人公が都会から田舎に移住して、村の人たちに振り回されるとことか、できた編集者が良き相談相手で、途中何度も村を訪れるとことか(両方なぜかアロハシャツで...)、あと主人公が山で遭難するシーンは同じ週の放送だったし。
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