統合失調症 100人に1人弱
うつ病 100人に6人
双極性障害 1000人に4~7人弱
パニック障害 100人に1人
数字はサイトによって違うので
ざっくりとらえたしても
友達や知り合いに誰かいそうな比率。
少し古いデータだけど
パニック障害は1999年から2014年の15年で
9倍にもなっている(NHKクローズアップ現代 2019.2.)
2024年現在はもっと増えているのだろう。
そんなことを考えていると
今元気でも、いつ自分や身近な人の身に
ふりかかってきてもおかしくはない。
このドラマの中では
・精神疾患を抱えた人たちのバックグラウンドストーリー
・当事者たちが見ているもの、感じているものの再現
・患者に対する様々なアプローチ(ケアや治療)
・社会の差別や偏見への対応
そんな風に書くとドキュメンタリーな印象だが、コメディ風味やラブストーリー含みながら、奮闘する精神科病棟の看護師、医師、患者、家族たちのヒューマンドラマ。胸が痛く、涙する場面もありながら、全体として温かな気持ち(+胸キュン)に包まれる。とてもいいドラマだった。
「夜明けのすべて」もパニック障害、PMS、自殺サバイバーの人たちが出てくるが、お互いを温かく見守る様子にこちらもじんわり癒された映画だった。
生きづらさを抱える人や機会が多い今だからこそ、こうした作品が沁みる、という人も多いのでは。