脚本キム・ウンスク、監督アン・ギルホ、高校時代のいじめに18年の準備を経て、復讐するサスペンス・ヒューマニティ(全16話)。
ドンウン(ソン・ヘギョ)は、高校時代の壮絶ないじめで自主退学させられる。仕事をしながら勉強して、高校、大学と進む中で、完全犯罪の計画を立て、復讐を行う。相方となる形成外科医のヨジョン、情報屋となるヒョンナムなど。
敵は、いじめの主犯格のヨンジン、金持ちのジェジュン、牧師の娘で薬物依存のサラ、下っ端では、CAのへジョン、ブティックのミョンオ。他にも、金を貰ってた教師、悪徳署長、隠ぺいしたヨンジンの母、ドンウンの毒母など。
ドロドロとするだけの復讐ものではなく、時間をかけてお金を準備、情報収集をして綿密な計画を立て、直接は自分の手で殺さない計画で追い詰めていくのが爽快で気持ちいい。直接の殺しは無い必殺仕事人のよう。
時には、地下組織の手を借りたり、悪事をすっぱ抜いて精神的、社会的に追い込んでいく。敵ヨジョンの反撃もあり、攻防戦になる時も。
1話は悲惨な高校時代だが、2話からは計画が始まり目が離せない。時折、あの時はとか、これがそこに繋がるの種明かしがあるのも面白い。
それぞれの仲間の幸せの実現や次第に恋も進み、ヒューマニティもあってバランスが取れている。
