こぼちゃん

キミと僕の警察学校のこぼちゃんのレビュー・感想・評価

キミと僕の警察学校(2022年製作のドラマ)
4.5
監督 キム・ビョンス、脚本 イ・ハナ、警察大学で訓練、現場での実践、卒業までの8人の青春と愛と成長の物語。Disney+配信、全16話。

メインは、ヒロインのウンガン(チェ・スビン)とスンヒョン(カン・ダニエル)。ウンガンは、補欠からの繰り上げながら、たぐい稀なる推理力と行動力、正義感と明るさで皆をけん引。スンヒョンは、父は警察庁長、医大を辞めて警察官を目指す、英知と体力を兼ね備えたリーダー。

仲間は、スポーツ特待生のタク、カンナム美人のアリ、何かとうるさいデイル、学力優秀なハンナ、真面目で優しいボムジュ、ITと機械スペシャリストのジュヨン。

最初は、警察大学の学園青春ラブコメと思いましたが、さにあらず。

入り口は、先輩からの厳しい指導で辞めるものも入れば、ドタバタの笑い、不正やいじめなど、様々な問題が起きる。

交番勤務では、現場での大変さや事件、推理からとカーチェイス、それぞれの恋が並行で起きる。

大学での授業が後に、伏線となって事件の解決に役に立ったり、成長に繋がりますが、その内に、並行して巨悪との戦いに巻き込まれてく。

それぞれが人には言えぬ問題を抱えており、徐々に明らかになっていきます。その壁にぶち当たりながら、友情や恋、家族愛を育て、社会との巨悪とも立ち向かっていく。

キーパーソンは、はげちゃびんの先生。常に、表面の事象だけではなく本質を見抜き、生徒を信頼し伸ばそうとする。重要な役柄の人。

1話ぐらいで繋がる伏線もあれば、5-6話で繋がる伏線、最後にずこっと繋がる伏線など、多くのサブ・エピソードがあります。

また、魅力ある男女が8人いるので、きっと、誰かにはまります。

スリリング、推理とアクション、笑いと涙、友情と恋、美味しそうな韓国料理やデートスポットなどが、バランスよく、散りばめられている。

平均評点が高い理由が分かりました💐💐💐
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