チチャンウク×ウィハジュン✨

ノワールだし怖いかなって思ってましたが、かなり良かったです！
もちろん激しい抗争もありましたが、アクションがかっこいいし、心理戦が面白かった。

ジュンモ（チチャンウク）が潜入捜査で麻薬組織の一員になるんだけど、バレそうになるたびにハラハラしました。

ファンミング刑事めちゃ嫌いやわ。

今までの潜入捜査のドラマってこのハラハラだけだったと思うですが、今回はその組織のボス、ギチョルが想いをよせる相手がジュンモの妻ユイジョン（イムセミ）で！
三角関係＋ヘリョンがかなりのスパイスになりました。
それぞれの気持ちを思うと、切ないというか、なんかやるせなかったです。

ギチョルが結構ピュアで、なんか途中で可哀想に思えてきました。

中国アジョシ渋かった。

タイトルが題材とテーマを表す、韓国ノワールドラマです。
豪華キャストで1995年の韓国・中国・日本の麻薬組織摘発を描きます。
しかも潜入捜査もの、毎週毎週ハラハラドキドキが持続する作品でもあります。
なので配信開始から一気に観てしまいました。
タイトルがタイトルだけに麻薬組織も警察もむちゃくちゃな悪を演じます。
しかも中国と日本の組織も出てくるワールドワイドなスケールを潜入捜査ものの主観的な視点で絶妙に描きます。
情や信頼、友情をも引き裂いていく裏社会の恐ろしさ。
それ以上に韓国作品らしい、悪徳警官の傍若無人…。
それでも人間である以上、感情や共感によって変えることも出来るはず。
大きな組織と小さな個人の葛藤。
韓国ノワールとしては良くある話でもあるのですが、スケールが破格で、組織か個人か、というテーマも感じさせる作品ですね。

これは！もう！もう！傑作！！

『インファナル・アフェア』みたいなの好きな私には、マフィア×潜入捜査×ノワールが、まず琴線に響いた。

そこにプラス、中韓日の合同麻薬捜査×人間ドラマ×ブロマンスが組み込まれてて、話の複雑性が出てさらに面白さMAXに。

最初は普通の韓国ギャングのノワールものかな？って見始めたけど、いつ潜入捜査かバレるかヒヤヒヤ…みたいな緊張感も伴い、右肩上がりにグイグイ↗️↗️ハマって、8.9話あたりで完全にどハマり！

残りの10.11.12話の中でも、最終話の12話なんて1話にギュッと要素が詰め込まれてて、そりゃあもうフリーフォールのようにギュン！ってオチがついて、そのカタルシスが凄かったのよ！！

個人的な感想だけど、チチャンウクはここ数年？微妙に作品に恵まれず、私の中で落ち目の俳優に（ごめん）成り下がってたんだけど…見事に復活したね！
ウィハジュンは、これは何気に美味しい役どころ。

もうなんとも言いようのない読後感、いや視聴後感？？後味がビターで、なんかずっと引きずっちゃう。。

エンディングもいいのよ🥺
綺麗に終わらせてくれない、ある意味誰一人幸せじゃない、これぞノワールの極み。


以下備忘メモ📝

☑️チチャンウクってかっこいいんだけど、なんか中身が少年ぽいのか、魂がマッチョな役よりも、つまらなくてメソメソしてて自信がなくて心が弱いとか心を揺らす役が似合うんだよなー。（奇皇后の時とか大好物！）

☑️日本の刑事役誰？知らんけど、絶対日本人だよね？ってくらい、韓ドラに出てくる日本人の中で唯一ちゃんと日本語ペラペラ笑

☑️終わり方。。なんか一つの覚悟が見えてせつねぇ…🥺