Netflixがドラマに化学変化が欲しくてアメリカ人の監督を起用したようですが
狙い通りに和(忍者)と洋(洋楽)が混ざり合い独特な雰囲気を醸し出している。
この独特な世界観の中でどのように物語展開をするのか期待して鑑賞した。
個人的には中盤までがとても面白かった!
謎が徐々に解けていくミステリーな展開、
それに従い人間模様を知る楽しみ、
スパイ活動の活躍や
細かい演出に凝った戦闘、
などなどが良かった!
木村多江さんの活躍と多彩な演技が
特に印象的だった。
敵陣営の濃いキャラがクセが強くて
彼らの登場に興奮した!
これからの展開の期待感が半端なかった!
中盤までをシーズン1で終わらせても
差し支えない出来である。
(1話から5話までスコア4.0)
それ以降は盛り上がりが欠けたかなと思う。
忍者だから黒が多く服も背景も暗く、
主人公の性格も暗いので
(これらは設定なので仕方ないが)、物語展開も暗くなっていき、後半がとても暗く感じた。
暗いトンネルをひたすら永遠と進むような感じで鑑賞を続けた。熱気が高まる展開が欲しかった。家族愛を感じたが物語に没頭する感情移入するような気持ちにならなかった。
その中でおばあと末っ子の活躍が際立って見えた。彼らの活躍が物語をとても明るくした。特に末っ子はとても自然で感情豊かに演じていて素晴らしかった!
これからの活躍が楽しみな子役だ。
もしおばあと末っ子の活躍がなかったらとても暗いドラマで終わっていた。
中盤まで高揚感がある面白いドラマだったので終盤の盛り下がりがでとても残念だ。
敵陣営の登場人物がとても魅力的なので
もっと掘り下げて人物像を知りたかった。もしくは戦闘を広げて欲しかったが、
8話の構成だから詰め込めず仕方なかったかもしれない。
最後に終始牛丼を食べたくなった。笑
(6話から8話までスコア3.3)