2人にわかる言葉で良い。
ラストシーンの演出はにくいなあ。。
俳優、演出、脚本、音楽すべてが輝いていて一話目の高校シーンで貫かれた。そんなドラマは最後の方は失速することは多いけど、飽きることなくむしろ毎回熱を帯びつづける素晴らしいドラマだった。
障がい者と健常者。言葉からして差別と言えば差別だし、正直にどんなに言葉を着飾ろうともどこかに「違う」という感情を抱く瞬間が出てくる。
そこにも正面から向き合いつつ、一話ずつ丁寧に言葉を重ね続けていく。
「言葉」をとても大切にして
一言ずつ伝わるように発していく。
言葉を受け取れるのは
受け取る準備ができている人だけ。
それはどんな人だとしても変わらない。
そこに違いがないことをしっかりと
わかることができた。
人生は
言葉に笑って
言葉に泣いて
言葉に怒って
言葉に満たされる
そんな想いが乗せられるのは
紡いできた1つずつの行動の結果だと。
輝く2人が教えてくれる。
とまあ、日本中で話題になったこのドラマ、最後まで本当に素敵だった。感情移入をこんなにできたドラマは久しくない。
毎回すごい顔で見てたと思う笑
みなとが幸せになる終わりを心待にしていたのだが、これはこれで彼にとっての幸せなのだと思える描きかたをしてくれたのが本当に本当にありがたかった。そんな感情になりますか普通。笑
うわあ寒い。。と思えるような演出はたしかにあったが、それに違和感を抱かせないこのドラマの世界観が凄い。
あえて、言葉を聞かせないことに、2人の世界があることを知らしめた。本当に素晴らしいラストだった。
高校生のときってそんな世界をたくさん作れていたなあともうたまらない気持ちにさせてくれたのも本当にもう!!たまらんよ!!笑
過去と今をリンクさせつつ2人の成長も感じました。これはドキュメンタリーを観たいレベルだね!
思い出深い1作になりました。ありがとうございました!!