全く関係ないドラマなんだけど、『三国志 Three Kingdoms』(2010年)の2周目を今ちょうど見ていて、そこで献帝 劉協を演じているのが今作の主演羅晋でして。
初見では知らない俳優だったんですが演技は非常に印象に残ったんですよね。
2回目は 鶴唳華亭のお陰で 「お、ルオジン」とすぐ分かり「ひょっとしてこれは本人の声?」と思うほど解像度が上がっておりました。
で何が言いたいかというと、 このドラマの制作にあたり「あの羅晋の献帝はすばらしかったよね!」がひょっとしたら出発点ではなかったかと勘繰りたくなるほど近いものを感じました。もー、ずっと涙目か泣いてるか怯え悲観してるかだし献帝。
なんといっても十数年前のドラマだから作中の年齢に近い。この頃の彼で鶴唳華亭をやれば完璧だったかも、と三国志を見ながらずっと思っていました。
この2作以外の出演作は残念ながら未見。なのでこの涙目が標準装備。うまい俳優さんですね。
美しい美術やシチュエーション、シワひとつない衣装の見事さに目を奪われるものの、常に自分のモラハラセンサーが鳴りまくるので最後まで観るのに難儀したのはここだけの秘密。