小学5年生の女の子の失踪事件。
誘拐か、家出か、事故か…。
行方不明女児の家族の心情や警察の葛藤に主軸を置いたストーリー。
事件解決にあたっては、容疑者が次々と現れる=ありがちなミスリードが多かったです。とはいえ大胆な演出は一切なく、他のドラマでは省略する描写が丁寧に描かれていて、地味で地道な捜査は良かった。ミステリーとして楽しみたい方には向かないかもしれません。
両親の心情が垣間見える数々の描写が辛い。我が子がもし行方不明になったら…とつい自分に置き換えて鑑賞。
更には現実の子どもの行方不明事案が次々思い浮かんでしまう…。
一切ふざけていないムロツヨシの抑えた演技は新鮮でしたが、この作品の刑事役はムロツヨシでなくとも…ちょっと合ってない気もしました。
決してムロさんが悪いわけではないです。いつものノリを期待しちゃった自分が悪いのです😅