星新一、現代にあらわる。
星新一の短編の数々を、NHKおなじみのスタッフ、キャストでドラマ化。
毎回主人公の異なるオムニバス形式なのだけど、かなりの確率で主人公が死ぬ。おいおいおい!ってなるけど、「代償」とか「因果応報」を重視するのが星流なのかもしれない。
ハリウッドの名作SF映画に通ずる設定も多々あって、1950~70年代に着想できてた星新一すごいなぁとはなる。
だれど、基本的に主人公のものわかりが妙に良いというか、システムにあらがおうとすることがあまりないので、設定の奇抜さを展開が上回ることがそれほど多くないのが惜しい点だと思う。