夢の王国を支配する、使命感しか頭に無い王が人間界との関わりの中で、慈悲の心を持ち始める。夢と現実を融合させたようなヒーロー物?だから、哲学的だったり、教訓めいた物だったり、いい話風だったり、残酷だったりする。
本編シナリオを浅く追いながら、短編小説をつなぎ合わせたような描き方になっている。それはそれで面白いし、それぞれのキャラもいい味出してるが、クセがちょっと強いかも知れない。
シーズンの終わりも大きな展開はなく、取ってつけたような猫の話と、人間に囚われた女神の話の2本立てで終了。11話は必要だったのかどうか疑問。
サンドマンはこれだけで世界が成立しているので、DCコミックスの他キャラとクロスオーバーさせるのはちょっと無理矢理過ぎるかな?
シーズン1が2018年制作で、その後コロナの影響でシーズン2は大きく計画が遅れて、2024頃との事だが、6〜7年も間を空けて、「エンドレス」のはずのドリーム王が歳を取らないだろうか…と言うのが心配。