マツタヤ

ハウス・オブ・ザ・ドラゴンのマツタヤのレビュー・感想・評価

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(2022年製作のドラマ)
5.0
バイトA「店長!ドラゴンもっと出してください!ダメだ、、言えない。。」

営業B「店長、ドラゴン出してください!」
A「あ、ディップさん。」
B「ドラゴンもっと出してほしい人のためにドラゴン登場回数アップをお願いしています。
Dドラゴン
I いっっ
P ぱい出してください!」

とにかくドラゴンあってのドラマだった。ドラゴンが出てくるシーンは毎回鳥肌ものだった。しかしそれはここぞというシーンに限るのも今シーズンのハウスオブドラゴンのスタイルだった。ゲースロの200年前という七王国の黎明期であるからに、あたかもそれはゲームミュージックの前史と同じく当時ナムコやアタリがきらびやかなBGMを標榜していたのに比べBGMを目立たせるのはここぞ!という時だけという任天堂のようでもある。それは目指していたものがディズニーのピーターパン「星に願いを」のような効果であり冒険だった。さしずめ僕は冒頭の「店長に願いを」である。

しかし逆に相変わらずのその全編を彩るグロシーン!グロが綴る待望のウェスタロスが戻ってきた!
ドラゴンさしおいてグロシーンは必ずと言っていいほど1話に1シーンは入っていたと思う。ハウスオブドラゴンじゃなくてハウスオブグロや!ドロドロしてるのはターガリエン家を始めとした権力争いだけではない、血で血を争うこのドラマの真髄!ギレルモドロドロ驚異の部屋!
そのグロドロに何よりも貢献していたのはサー・クリストンだろう。コイツだけ一人で哭悲してた笑
なんだろう、この新キャラは!ゲースロの時のジョフリーのような明らかな憎まれキャラとは違う、王の盾として実直な人間性なのかと思いつつも、レイニラに誘惑されたらすぐふらっとなっちゃうとことか、人にからかわれるとすぐカッとなっちゃうとことか、そんですぐ人殺す。ある意味、いつ誰がどこで殺されるかわからないハラハラ感をデイモンよりもビシビシ感じさせてくれる期待感、キテルネ!あ、それはディップじゃなくてZIP!やないか。

ちなみに知ってますか、シーズン2がいつやるか。2年後だそうです!ゲースロに続く200年をリアルタイムでなぞるんですか状態、おあずけ感が半端ない。君はもう見たことを後悔してはいないか!
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