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TOKYO MER~走る緊急救命室~のワシのレビュー・感想・評価

TOKYO MER~走る緊急救命室~(2021年製作のドラマ)
3.5
Netflix映画『シティハンター』からの流れで視聴。
鈴木亮平さんの「慌てず・怒らず・諦めず」の頼れるリーダーぶりが素敵でした!
命を救うためとは言え、さすがに無謀では?といった行動もあったりするが、ドラマ全体を引っ張るヒーローの役割を体現してたと思う。
またアンチヒーロー的な役割の音羽を演じた、賀来賢人さんも良かったですね。
救命の理想と現実、医療の政治的側面を表現する難役を、見事にこなしてましたね。
そんな対称的な2人を軸に、緊迫の救命ドラマにネチネチした政治ドラマを絡め、複合的な味わいのドラマになってました。
むかし剛力彩芽さん主演のドクターカーのドラマあったでしょ?
そういう内容だろうなと、勝手に思ってて観てなかった。
でも観始めると予想外に面白くて、アッという間に全話一気見。
よくこんなヤバい状況思いつくよなと思うほど、毎回ギリギリの緊急事態。
冷静に考えるとツッコミ必至な点も、正直あったりした。
しかし俳優たちの熱演とリアルな救命シーンに見入ってしまうし、迫力と緊迫感にノセられて気持ちよく盛り上がって楽しめた。

余談だけど…
全話一気見したこともあり、イントロダクションの都知事による「彼らの使命はひとつだけ」と、司令室の「死者は…ゼロです!」がウザく感じてしまった。
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