実話ベースでソーレン･マリン出演 って理由で鑑賞したら､想像以上に重厚なドラマだった｡観てよかった｡
事件に対してタイトルどおりひたすら｢調査｣をするお話｡
劇的じゃなくて一貫して真面目だから地味かもしれないけど､淡々と辛抱強く事件と向き合う人々の姿を映していくのに引き込まれた｡
まさかこんなにも残酷な事件だったなんて｡
被疑者に対して反証させないような確固たる証拠を探す日々｡すごい執念｡
後で観た監督のインタビューで言ってたけど､潜水艦を引き上げた人たちや捜索に潜ったダイバーたちは実際の人なんだって｡
事件に協力したいろんな人たちにフォーカスを当てたんだって知ってよりこのドラマの凄さを感じた｡
｢闇の方に目を向けたがるのかも｣ってヤコブの言葉があらためて響く｡これは光の人たちのドラマなんだって｡
