YouTubeで配信してますって聞いてこういうファミリードラマ1つも見たことないなと思って軽い気持ちで見てみた午前中。結果昼食時「アルフを見させてくれ」と絞り、日付が変わる直前迎えた最終話にはしっとり浸して味が染み込んだ激動の1日だった。最終話が終わったら1話が始まったのでそこからも少し見てた。背景どころか主題が消費社会で、一家でTVを囲むこれがすべてだった時代に、「この箱の中に人生がある」と語る宇宙人及び軟禁された難民の姿に何かを感じずにいられるだろうか。孤独を感じるのではなく孤独そのもの、常に不安に苛まれ鬱病にも依存症にもなる。わたしにはTVのあのごちゃごちゃの配線がすべてに思える、彼は人生の楽しみ方を教えてくれる。結局わたしたちは絶対に一人では生きていけない、これは"自立"が指す意味とは確実に違う、わたしたちは"共存"を運命付けられた存在なのだと、そしてこうあることで明日も生きていけるのだと…死ばかり考えていたら死に蝕まれてしまう、心配しなくても人生は味わえる、常に楽しみをもって明日を迎えなきゃ。人生も捨てたもんじゃない。ミキサーにセメント入れて壊す奴でも構わない、小市民のくせにしぶとく、ユーモアの源は痛み故に天国にユーモアはない、タナー家を守るよ…友情の花は嵐のなかで咲く、不幸の首根っこを掴んで魂を解放するんだ…
https://www.youtube.com/live/MPZspTZ5U_o?si=aHVoOjM4Alc84l7V
最終回は6000人が見てました
