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四月は君の嘘の私のAVVENIREのレビュー・感想・評価

四月は君の嘘(2014年製作のアニメ)
4.3
3周程した好作品、4月ということで感想投稿。スコアは初見から6~7年経過の現在時点。とにかくラストが印象的。流石に3周もすると落ち着くが、初見時は言葉にならず…大号泣。
毎回気になるのは執拗なまでのトラウマ描写。作品の重要なキーであることは頭では分かるものの、何度も観たくはないのが正直なところ。
イメージ映像や演出効果もあり、純粋な音楽アニメというよりは(過酷な)青春恋愛ものと捉えているが、序盤で宮園かをりが魅せるヴァイオリン演奏が圧巻。ピチカート奏法交えてあれ程細やかに動く演奏シーンは極めて稀で、「宮園かをり」の存在を強烈に観る側に叩きつける。ピアノの演奏シーンもCGと手描きを上手く使い、映画BLUE GIANTのような残念な違和感(絵面の別物感)は全くない。
個人的には初見時が最高潮、2周目以降はトラウマシーンがネックでそこまでの愛着は湧かないが、最高のアニメという人がいるのも納得出来る。素晴らしい作品であることは間違いないと思う。
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