残響のテロルのakiyoshiのレビュー・感想・評価

原爆・アメリカの軍事行動・政権への批判がはっきりしている近年では珍しいアニメ。最近の日本のフィクションだと、邪悪な政治家と無能な警察を描くことは忌避されるので、そこも珍しい。ただ、邪悪な権力者は、いにしえからフィクションにつきものなので、話の作りとしては珍しくもなく古典的なものになります。
無力な一般人（が希望や未来をつくる）を描くにしても、リサの描き方が弱弱しく妙に作品から浮いていたので、そこはちょっと残念なところです。