Hope3000

電脳コイルのHope3000のレビュー・感想・評価

電脳コイル(2007年製作のアニメ)
4.5
再鑑賞


近未来を描く、やさしいSFアクション。
電脳メガネを通してみる、実体のないVR的世界。


正に好み!!めちゃめちゃ面白い!(^^) "眉村卓"的世界観。原作を読んでみたいです!
(眉村卓さんを知っている方、ぜひコメントください^ ^)

子供の頃、NHKで公開していた連続テレビアニメ。
当時は夕飯の時間に毎回見ていました。今思い出すと、友人と一緒に「電脳コイルごっこ」みたいなことをしていましたw (ビームを出すポーズをしたり、マンホールの上に乗ってサッチーから逃げたり…)
すごく懐かしくて、けど驚くほど全然話を覚えていなかった…!w
気付きも増えたし、再鑑賞して良かったです。


電脳メガネの普及率、凄くないか!!?遊びというより、もはや社会現象!メールも、電話も、ネット検索もできるし、仕事で使う人もいた!今で言う、スマホですね。
こんな便利さゆえ、眼鏡を取り上げられた子供たちは喪失感に駆られ、何もすることを見つけられなくなってしまう…。電脳メガネに依存しているんですね。
我々にも言えます。「もしスマホがなくなったら…」と考えると、連絡も、スケジュールも、検索もできなくなり、恐ろしいことに…。

2007年公開ですが、作品内に描かれる物は革新的技術力を備えている。当時に、その世界観を生み出せるって、凄いですね。


登場する子供たちはとても優秀な頭脳を持っています。彼らは数学的思考ができて、推理能力がある。IQ高そうだな。

個人的に、京子が『トトロ』のメイに見えてなりませんw 好奇心旺盛で、元気に走り回って、目を離したらすぐにどこかに行ってしまう。カワイイけど、手を焼かすところに少しムカついてしまいますww

あと、密かにヤサコとハラケンの仲がうまくいってくれることを願っています。w
自分も彼らと同じような年頃に、一時そういう恋をしたことがあるので、2人が恥ずかしそうにしている様子を見ると、当時の自分を見ているようで少し照れ臭くなりますww

デンスケ🐶〜〜っ!!!!泣泣


最後に明かされる真実に目が離せません。アクション、推理、子供たちの心理・人間模様、全てが最後の最後まで飽きさせず、面白い!

「昔の作品」と思わずに、今と重ねて観てみては?オススメです!^_^b
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