アトムの原作となった話は軽く読んでたので完全初見より面白みが薄れるのではないかと心配してたけど全くの杞憂だった。
伏線回収の凄さもさることながらこの作品で特にヤバいなと思ったのがゲジヒトメインの物語から終盤にちゃんとアトムの物語になる点とロボットと人の違いや憎しみは消えるのかといった普遍的なテーマを多々扱いつつ全てにきちんと答えを出しているところ。
また原作の良さの一つである破壊されていく魅力的なロボット達に感じる悲壮感も丁寧にキャラの背景を深堀することで原作以上に昇華されていてビビった。流石に隙がなさすぎないこの作品？
プルートがウランにお礼を言うシーンは本当にグッときた。
