『葬送のフリーレン』
クッそ～続編製作の発表なしかよぉ～泪(我慢)
期待して待ちます！！
また会ったときに恥ずかしいからねぇ笑(キモっ)
放送期間 2023年9月29日 - 2024年3月22日。
話数 全28話。
第1話 - 第4話は『金曜ロードショー』で放送。
放送局 日本テレビ系列ほか。
魔王を倒した勇者一行の後日譚を描くファンタジー。
山田鐘人（原作）、アベツカサ（作画）による日本の漫画。『週刊少年サンデー』（小学館）にて、2020年22・23合併号より連載中。
本作のタイトルの由来は、山田が考えたタイトル案がありながら、編集部でも検討をし、編集部会議で『いいタイトルが決まったら自腹で賞金1万円出します』と担当編集者が募ったところ、副編集長が出したタイトル案の中に『葬送のフリーレン』があり、最終的に山田、アベに決めてもらい現在の題名となった。
ほとんどの登場人物の名前は、なんでか、その性格や特徴を暗示するドイツ語。
"Frieren "は凍りついたという意味で、主人公の常に冷静な態度を指している。
"Stark "は強い、"Fern "は離れた、遠い、"Himmel "は天国、"Eisen "は鉄など。
敵役も同じパターンで名前が付けられる。
例えば、Drahtはワイヤーを意味し、実際、彼の武器は魔法のワイヤー。
アニメの世界には、深い感動と思索に満ちた珠玉の物語が存在する。
って、エエ歳こいたオッサンが書くとキモいが、『葬送のフリーレン』は、無知と後悔、ホンでもって人間性を理解しようとする渇望の色合いを混ぜ合わせながら、痛切な物語を展開する。
人間の奥深さを知らなかった千年以上生きるエルフで、勇者パーティーとして魔王を倒した魔法使いフリーレンは、大切な友人を亡くした後、逃した機会や言葉にならない言葉が心に響くことに気づく。
シーンが展開するにつれ、物語はフリーレンの魂に刻まれた深い後悔の肖像を描いていく。
嗚呼セツナイ。
大切な人たちの本質を掘り下げなかったことへの後悔。
云い残した会話への後悔。
十分に響き渡ることのなかった笑い声への後悔。
そして、つかみどころのなかった理解への後悔。 この痛切な気づきがフリーレンの胸に去来し、観てる側もほろ苦いメロディが琴線に触れる。
喪失の後、フリーレンは人間の謎を解き明かす旅に出る。
人間の本質をつかみたい、夢、恐れ、希望、願望を感じ取りたいという飽くなき欲求に突き動かされる巡礼の旅。
その一歩一歩は、悲哀と憧れのダンスであり、胸が張り裂けそうになるほど魅惑的なダンス。
アニメはこの物語に生命を吹き込み、鮮やかな色彩と表現力豊かな筆致が感情のタペストリーに深みを与えている。
エレガントなサウンドトラックは、フリーレンの探求の痛みと喜びを響かせ、一音一音が魂の嘆きのささやきとなっていた。
フリーレンの目を通して、新たな理解の美を目撃する。
すべての交流、すべての発見は、彼女の心のキャンバスに新たな理解の層を描く筆跡。
この物語は、人生の儚さと後悔の可能性を探るものであり、私たち自身の存在を映し出す鏡の役割を果たす。
フリーレンは、人間の条件の証であり、周囲の人々を大切にすることの大切さ、時間のはかなさ、そして理解すること、理解されることの重要性を思い出させてくれる。
我々を取り囲む鼓動する心を真に知りたいという燃えるような欲求に火をつけるには、時には喪失が必要だという永遠の真実をこの映画は掘り起こす。 そしてそこにこそ、この忘れがたいアニメの胸を打つ美しさがある。
そないな思いを馳せさせてくれた作品でした。
ただ、現在のところ続編の製作はないとのこと残念。
漫画本で読むしかない。。。
※各エピソードあらすじをNetflixから抜粋し参考までに記載しておきますが、多少ネタバレに抵触してますので、お気になされる方はお気をつけ下さい。
1 冒険の終わり 26分
魔王を倒し、王都へがい旋した勇者ヒンメル一行。
仲間たちが10年に及ぶ冒険の日々を振り返るなか、エルフのフリーレンは魔法探求へと旅立つ。
50年後、仲間との約束のため、彼女は再び王都を訪れる。
2 別に魔法じゃなくたって、、、 26分
ハイターに頼まれ、彼と暮らす孤児フェルンに魔法を教 えることになったフリーレン。
そしてある出来事を機に、ふたりは旅立つことに。
旅先でフリーレンたちは、ヒンメルの銅像がある村を訪れる。
3 人を殺す魔法 24分
交易都市ヴァルムを訪れたフリーレンたち。
買い出しを手分けしようと言うフリーレンの様子を怪しむフェルンは後をつけることに。
その後、フリーレンたちが戦った魔族が封印されている村へ。
4 魂の眠る地 26分
アイゼンのもとを訪ねたフリーレンたちは、彼から"大魔 法使いフランメの手記"を探す手伝いをしてほしいと頼まれる。
3人はハイターが生前に割り出した、手記が眠ると いう森の奥深くへ向かう。
5 死者の幻影 24分
アイゼンと別れ、フランメの手記に書かれていた魂の眠る地オレオールを目指すフリーレンたち。
その道中に訪れた村で、フリーレンは村人が幽霊に連れ去られ行方不明になっているという話を聞く。
6 村の英雄 24分
大岩を切り裂くほどの実力を持つシュタルクを見込んで、共に紅鏡竜を倒そうと声をかけるフリーレン。
その夜、シュタルクのもとを訪れたフェルンは、自分が初めて魔物を倒したときのことを話す。
7 おとぎ話のようなもの 24分
解放祭と呼ばれるお祭りを控えて、にぎわう町にやって来たフリーレンたち。
そこは、かつてヒンメルたちと魔族から守った町だった。
自分たちの銅像を目にしたフリ ーレンは、あることを思い出す。
8 葬送のフリーレン 24分
魔族アウラに仕えるリュグナーたちに魔法を放とうとし て捕らえられたフリーレン。
同じくアウラ配下のドラートがそんな彼女の命を狙う。
そしてフェルンたちもフリ ーレンを救うべく行動を起こす。
9 断頭台のアウラ 24分
絶大な魔力を持つ断頭台のアウラと対決するフリーレン。
アウラは死者の軍勢を次々とフリーレンにぶつけていく。
一方、グラナト伯爵を救出したフェルンたちに も、リュグナーたちの魔の手が迫る。
10 強い魔法使い 24分
千年以上前に生き、人間でありながら"英雄”と称される魔法使いだったフランメ。
ある日、魔王軍に襲われて全滅したエルフの集落にやって来た彼女は、そこでひとり生き残ったフリーレンと出会う。
11 北側諸国の冬 24分
アウラたちを倒したフリーレンに、最大限の感謝を伝えるグラナト伯爵。
北側諸国最大の魔法都市であるオイサーストを目指すことになった一行は、その道中でひとり の武道僧(モンク)と出会う。
12 本物の勇者 24分
剣の里へとやって来たフリーレンたち。
そこは、80年前 にヒンメルが勇者の剣を抜いた場所。
フリーレンは、里の周辺に湧いてくる魔物を退治するという役目を務める ためにここを訪れたのだった。
13 同族嫌悪 24分
アルト森林の村の教会で、治癒の難しい毒をいとも簡単に解毒する、神父の弟ザインの高度な魔法を目の当たりにして驚くフリーレンたち。
彼の兄は、ザインを村から 連れ出してほしいと一行に頼む。
14 若者の特権 24分
ザインを仲間に加え、一行はラート地方へ。
そこで、シュタルクがフェルンの誕生日に何も用意していなかったため、ケンカになるふたり。
ザインは仲直りさせようと、フェルンにアドバイスする。
15 厄介事の匂い 24分
ラオブ丘陵の村を訪れたフリーレンたちは、何らかの"呪 い"によって眠らされている村の人々を発見する。
ザインが呪いの種類と発信源を割り出し、一行は原因である魔物の退治に向かうことに。
16 長寿友達 24分
ある村を魔物から守り続けるドワーフの戦士、フォル爺のもとを訪ねる4人。
その後、一行がある集落を訪れると、そこにはかつてザインが共に冒険者になろうと約束した親友の足跡があった。
17 じゃあ元気で 24分
滞在する集落に寒波が到来し、1ヵ月の足止めを余儀なくされる一行。
4人がそれぞれの過ごし方で日々を楽しむなか、フェルンとシュタルクがけんかになる。
フリーレンはザインに仲裁を頼むが...。
18 一級魔法使い選抜試 24分
魔法都市オイサーストにやって来た一行。
この先の北部高原に入るには、一級魔法使いの同行が義務付けられて いる。
フリーレンとフェルンは、手練れの魔法使いたち が集まる試験会場へと向かう。
19 入念な計画 24分
第一次試験合格の条件は、日没までに隕鉄鳥(シュティレ) を捕獲し、さらにパーティー全員がそろっていること。
捕獲が困難なシュティレをめぐり、試験は受験者同士の 争奪戦の様相を呈していく。
20 必要な殺し 24分
第一次試験でフェルンはエーレ、ユーベルはヴィアベ ル、ラントはシャルフとそれぞれ対決することに。
一方、フリーレンたちが捕獲したシュティレを、デンケ ン、リヒター、ラオフェン組が狙う。
21 魔法の世界 24分
デンケンのパーティーにシュティレを奪われたフリーレンたち。
カンネとラヴィーネは、魔力に圧倒的な差があ るリヒターに苦戦。
一方のフリーレンは、デンケンとの戦闘の中である策を考えていた。
22 次からは敵同士 24分
第一次試験に合格し、宿へ戻ってきたフリーレンとフェルン。
だがシュタルクがフェルンの機嫌を損ねてしまう。
機嫌を直してもらおうと、フリーレンたちはオイサーストの街へ繰り出すことに。
23 迷宮攻略 24分
第二次試験に試験官のゼンゼが用意したのは、ダンジョン"零落の王墓"の攻略。
最深部にたどり着いた者は全員合格というが、そこでは魔物やトラップ、驚きの"魔法"が受 験者たちを待ち受けていた。
24 完璧な複製体 24分
受験者たちの前にそれぞれの実力や魔力などを完全にコピーした、彼らの複製体が立ちふさがる。
デンケンたちがフリーレンの複製体に足止めを食らうなか、ユーベル は自身の複製体に戦いを挑む。
25 致命的な隙 24分
フリーレンとフェルンは、デンケンたちと合流。
魔法使いたちはそれぞれが持つ情報や知識をもとに、複製体を 倒す作戦を立てることに。
そんな中、フリーレンの脳裏 にある記憶が浮かび上がる。
26 魔法の高み 24分
フリーレンの複製体と戦うフリーレンとフェルン。
一 方、デンケンやラヴィーネたちもまた、協力して複製体に戦いを挑む。
そんな彼らの前に、試験官である一級魔 法使いゼンゼの複製体が現れる。
27 人間の時代 24分
二次試験で粉々になったフェルンのつえを直そうと、ある場所を訪ねるフリーレン。
そして訪れた最終試験の日。
合否のカギは、フランメの師匠で大陸魔法協会の創 始者であるゼーリエが握っていた。
28 また会ったときに恥 ずかしいからね 24分
最終試験でゼーリエから合格を告げられるフェルン。
受験者たちの間には、試験が始まる前にはなかった不思議 な感情が芽生えていた。
そして、フリーレンたちがオイサーストを旅立つ時が近づく。
