「『推しの子』観てる？」が新しい挨拶みたいになっていたこの数ヶ月。
いや純粋におもしろすぎた。毎週毎週、OPからEDまでの流れが完璧といってよく、「デザイン」を感じるような美しさ。次は次は次は、となってるうちに気がつけばシーズン1が終わった。
人生2周目転生というイロモノ要素をとっかかりのフックとして使い、その後は新旧芸能界ネタを絡めた至極真っ当なお仕事系サスペンスへと展開させるアクロバット。たまに「ココ取材シマシタヨ〜」感が鼻についたりするものの、ご愛嬌か。
時事（連載当時の）との摩擦で炎上していた件は、製作側が事前ネゴをしていれば寧ろ味方に引き入れることもできたのに…とか思ったりもしたけれど、まあそれは後だから言える話。
幸か不幸か、まったく風化しないトピックであることを再認識できた、つまり今作がいまヒットする意義がある、のは確かだと思う。
原作はそろそろクライマックス感を出してきてるところ。アニメに換算すればシーズン4かプラス劇場版くらいの尺になりそう。ぜひとも完走してほしい。
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推しは「負けヒロイン」フラグの化身こと黒川あかね。この後のエピソードでも（いろんな意味で）活躍するので、動く姿をまた楽しみにしてる。
