ポップな感じのサイバーアニメ。
誰もがデコと呼ばれる眼球のデバイスで拡張現実や仮想現実にアクセスする未来社会。デコが故障してしまったベリィは、デコ無しで生きる、社会から認識されない人々"ユーレイ探偵団"と出会い、世界の隠された秘密に迫っていく。
昨今のインターネット事情をよく盛り込んだ内容で、とりわけ"デマ"とか"いいね"とかがテーマになっていた。ネットに一年中踊らされてる私たちへの啓蒙になる作品。
ただ終盤何が言いたいのか少し腑に落ちないところがあって、個人的な理解度は低い。
"百の目を持つ巨人"の逸話からは「真実を告げてはならない」というメッセージが読み取れてしまう。デマは駄目だけど真実も必ずしも正しくないという微妙な着地点だったように思う。
パッと見は対象年齢低そうなのだが、意外と難解なのかもしれない。
毎週サイバーなアーティストとのコラボソングが配信されるのが楽しみだった。
一番好きなキャラは脇役の弥勒菩薩風ロボットのアナリティカさん。あんないいキャラ1回しか出ないなんて間違ってる。
