真っ黒こげ太郎

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第2クールの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

5.0
「私がここまで来れたのは、ミオリネさんと出会えたからです」

「これは間違いなんかじゃありません」



(1クール目の感想から続き)


そんなこんなで始まった2クール目、やはりというか後半からは(百合的目線でも)ハードな展開の連続!!!

毎週胃が痛くなりそう!!!勘弁してくれ!!!


・前作ラスト出てきたテロリスト達との戦いと、その中で明かされる真実、そして揺さぶられるスレッタの価値観。

・スレッタを正しい方向へ向けようとするミオリネだが、その結果黒幕に踊らされてしまい、かつての父の様に多くの血が流れ…。

・余りにも悲惨すぎる地球でのグエルの物語。
17話、何もかもがしんどすぎて見てられないよ…。
(だが、この決意がグエルを覚醒させる。君こそ3人目の主人公だ!!)

・スレッタを平和な世界で生きさせるために、あえて冷たく突き放すミオリネ。
オマケに愛機のガンダムや、母親にも…。
(平和に生きて欲しい気持ちや巻き込みたくない気持ちは分かるけど、もうちょっとちゃんと話そうよ!!!)

・学園が戦火に包まれ、生徒達が傷ついてゆく。
テロリスト側の最後も…。

・最終局面、スレッタは途轍もない脅威を止める為に、乗ったら死にかねないヤバいガンダムに乗る決意を固める。
ラストバトルは、戦地に赴く皆が皆死亡フラグ立ちまくり!!!!



といった感じで毎週この先生きのこる事ができるのかのハラハラしっぱなし。
毎週こんな思いをしながら見るのが普通なのか?ガンダムって!?w



だが、ただ鬱いだけではなく、戦いの中で立ち上がる仲間達や、スレッタが自分の意思で立ち上がり前に進み続ける決意表明、母や娘を愛し2人の間違いを止める為に命を賭けるスレッタ等、後半では熱い展開も盛り沢山。

先の読めない展開も極まっており、見ているこちらを前作以上に飽きさせない。
思わず百合目当てに見始めたのを忘れる(お前の見方がおかしい)面白さ。

クライマックスに向けてそれまでのアレコレが収束していき、最終決戦。

相変わらず二転三転する展開に「これ収拾つくのか!?」とこちらを(色んな意味で)不安にさせるが…。


その結末は、実際にその目で見届けて欲しい。

色々とド肝抜かれるから。(ええ!?)
よくよく考え…なくてもトンデモなんだけど、まぁいっかてぇてぇし!!!(某Vtube並感)


という事で、初ガンダム、実に楽しかったです!!!

この調子で「Gガンダム」や「00」にも手を出そうかと思案中だったり。