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ラブ、デス&ロボット シーズン2のhiのレビュー・感想・評価

4.0
シーズン1と比べるとどうしてもエッジの効き方が控えめに感じるが、それでも全体的な満足感は高い。

「ポップ隊」と「荒野のスノー」は、全く別の物語であるはずなのに、テーマが裏表であったりする仕掛けが巧みであった。

「自動カスタマーサービス」や「聖夜の来客」も、可愛らしい絵柄に毒々しさを滲ます怪作だ。

「おぼれた巨人」、シーズン2の中で一等好きだ。主人公の主観でのみ、砂浜に打ち上げられた巨人の死体の行末が語られる。
幻想的だが同時に現実的で、ラブレターのような愛に溢れた語り口を伴う展開が、とても好みであった。
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