シネマスカイウォーカー

進撃の巨人 The Final Season Part.1のシネマスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

進撃の巨人 The Final Season Part.1(2020年製作のアニメ)
3.8
進撃の巨人ファイナルシーズン

マーレ軍による始祖の巨人奪還作戦の失敗から4年後、マーレ軍は中東連合軍との戦争集結に向け最後の砦攻防戦を繰り広げていた。マーレ軍は2体の巨人を先の作戦で失ったものの、依然として鎧、獣、車力そしてユミルの有していた顎の4つの巨人の力で戦争に勝利し、世界の覇権を握っていた。4人の戦士候補生の活躍と巨人兵器によって勝利を収めたマーレ軍であったが、進化する対巨人兵器の発達により巨人の戦術的な優位性が徐々に失われつつあるとして始祖の巨人の必要性を今一度吟味するに至っていた。始祖の巨人の力が王家の血筋からエレン・イェーガーの手に渡ったことを受けマーレ政府は今こそ国家や人種を越えて結束しパラディ島の悪魔の民族を根絶やしにすべく全世界の首脳陣の前で宣戦布告をするまでに至るのであったが....


エレン達が壁の外の巨人を倒して海まで辿り着いてから3年後の話。描かれ方もマーレ軍側の視点になっていて新たなストーリーを見せられているかのよう。スターウォーズの旧三部作から新三部作へといった具合いに変化している。
制作会社も変わり少し絵のタッチが変わったようにも見えるが恐らく原作でもタッチが変わってるいると思われる。登場人物の鼻の描き方が少し特徴的だったり、皆目の周りがクマが溜まっていたりと同一人物とはあまり思えない変化が見られる。