シネマスカイウォーカー

モンスターズ・ワーク シーズン1のシネマスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

4.1
モンスターズ・インクシリーズ初のアニメメーションシリーズ

モンスターズユニバーシティで学ぶタイラーは歴代でもトップクラスの怖がらせ屋としてあのサリーを抜く快挙を成し遂げ、推薦状を貰いモンスターズ・インクへ入社。しかし会社の方針は発電を恐怖から笑いへと変える転換期であり、怖がらせ屋は必要とされない環境になっていた。華型の部署への配属が約束されていたタイラーは最悪のタイミングで入社してしまうことになる。笑いのセンスが無いタイラーは設備管理のミフトと呼ばれる部署への配属となってしまう。クセが強いミフトのメンバーに嫌々付き合いながらもタイラーは笑わせ屋の夢を密かに追いかけるのであった....

『モンスターズ・インク』の後日譚となる今作はシリーズを手がけてきたピクサー・アニメーション・スタジオの手を離れディズニー・テレビジョン・アニメーションによって制作されており、厳密に言うとピクサー作品の枠からは外れている。しかしストーリーラインや作画についてはしっかりと整合性が保たれているので、ちゃんと続編として楽しめるようになっている。
このようなピクサーの手から離れる事例はカーズシリーズのスピンオフ作品『プレーンズ』でも起きていたが、しっかりとした同キャストによる続編という意味では今回が初の試みとなっている。