シネマスカイウォーカー

進撃の巨人 Season3のシネマスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

進撃の巨人 Season3(2018年製作のアニメ)
4.2
進撃の巨人シーズン3

獣の巨人が出現し、更に超大型巨人と鎧の巨人の正体がベルトルト・フーバーとライナー・ブラウンであったことが判明。出現した3体の巨人の行方が分からないまま調査兵団は未だ能力が未知数のエレン・イェーガーと王家の血を引くというクリスタ・レンズ改めヒストリア・レイスを匿っていた。エレンの巨人の力とヒストリアを巡り中央憲兵が新型立体機動部隊を編成し2人を拉致してしまう。中央憲兵を動かしエレンとヒストリアを秘密裏に確保して計画を進めようとする黒幕を突き止めるべく調査兵団は2人の奪還と領主レイス家と壁の王の歴史について捜査をはじめるのであった....

巨人と壁の誕生の秘密を握るレイス家が掘り下げられる話。巨人との戦いと言うよりは影に潜む巨大な勢力との戦いにシフトし人間通しの争いが楽しめる。

とうとうシガンシナ区のイェーガー家の地下室にも到達し、巨人の秘密に迫る。
グリシャ・イェーガーの来た壁の外の世界にはより高度な文明が発達しており、そこにはマーレ人と迫害を受けるエルディアがおり、エルディア人は壁の中の人間と同じく巨人になることが出来る人種として世界から悪魔の血とされていたのだ。壁のあるパラディ島は罪を犯したエルディア人が無垢の巨人となり永遠と彷徨うという流刑の先の地として利用されていたのだった。

巨人の正体は世界から迫害を受ける同志エルディアの成れの果てであり敵は海の向こうにいることが判明する。
憧れの海に辿り着いたアルミンら調査兵団であったが、エレンの1人だけは不穏な顔を貫くのだ。