へっぽこヘラクレス

ブルーロックのへっぽこヘラクレスのネタバレレビュー・内容・結末

ブルーロック(2022年製作のアニメ)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

やっぱ漫画原作なだけあって静止画の迫力はすげぇ。OPも動き少なめで、静止画を連続で投げてくる感じ。最近こういうOPほんとに多いな。YouTubeの人気MVをパクっただけって感じがあんまり好きじゃないんだけど、まあ迫力はあるからな。
主人公が常に自分の本当の気持ちを探しながら、現状のベースを疑いながら成長していくのは面白かったな。スーパープレーがどうのじゃなくて、思考を止めないスタイルがいい。ただ 思考中の演出のバリエーションがひとつしか無かったから、最後の方は見飽きてしまった。
人気になったのも頷けるからこそ、お粗末なCGだったり 面倒くさくて描くの諦めちゃった的なバッテンの影が非常に残念。
キャラ設定に文句つけてもしゃーないけど、それにしても玲王が無理。ここまで苦手なキャラは久しぶりだわ。同じ「想いの重さ」でも『Free!』の日和(遠野日和)は分かる。友達ってそういうもんだし、日和はむしろ好き。けど玲王の、凪の気持ちを度外視して 自分の所有物みたいに思っている感覚に虫唾が走る。