機動戦士Vガンダムの40の情報・感想・評価

エピソード40
超高空攻撃の下
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SNOW

SNOW

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今回もメッセージ性がある内容だ。 敵味方であっても 戦う誰もが家族がいる。 残された家族は深く悲しみ。 その相手を殺してしまった ウッソは苦しみ嘆く。 率直に謝罪をするウッソは とても素直で強い男の子だ。 戦死した妻も子供がパイロットで 驚愕する。 子供が戦争をする残酷な世界。 より強調される戦争の惨さ。 戦争を終わらす為に戦うしかない。 ウッソたちはひたすら前に進むしかない。
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PANDADA

PANDADA

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「パパを殺した人がパパのお墓を教えてくれるわけはないでしょ!そういう風に人を簡単に悪者みたいにいうことはなりません!」(レーナ・ワーカー) ラゲーンで艦艇用ブースターの取り付けを行うリガ・ミリティアですが、空襲を受けます。 成層圏からのビーム攻撃というとんでもないもので、鈴の音を鳴らしながらラゲーン基地を焼いていきます。 この射撃が恐ろしいですね。成層圏から地上を狙撃って、どんな精度なんでしょう。 ラゲーン基地には武装解除したベスパの兵やその家族もいるのですが、お構いなしです。 ウッソが出会ったマチス・ワーカー大尉の遺族達ですが、妻のレーナは人格者ですよね。 父の仇とばかりに石を投げつける娘達には父に恥ずかしい思いをさせる事はやめなさいと叱り付け、ウッソには子供がゲリラ活動なんてやるものではないと諭しつつ、自分達は軍人の家族であるから同情は要らないと毅然とした態度を取ります。 マチス大尉の墓に案内してもらった後もウッソを恨むことなく、礼儀を保ち、最後には「武運を祈る」と伝えます。 今までの登場人物の中で一番の人格者です。 この件でウッソもだいぶ救われ、先に進む事ができたと思います。 良い家庭だったんでしょうね。 軍人である夫を懸命に支えながら、 恥ずかしくないように真っ直ぐに娘達を育ててきたんでしょう。リガ・ミリティアを「ゲリラ」としながらも、夫の戦争相手ではあるけど、すべてを憎むのではなく、その事情にも考慮して、夫の敵としての敬意を持つ。 彼女のおかげでその娘達は、憎しみの連鎖による絶えることのない復讐劇に囚われずに済んだとおもいます。 こういう軍人の遺族の話をここに挿入してきたのはさすがですね。物語にただの戦闘だけではない深みが加わります。 高空攻撃を仕掛けてきた新鋭機ザンネックはのっけからその無双ぶりを発揮。ホワイトアーク隊に活躍させず、鮮やかに撤退していきます。これも良い「引き」ですよね。 停戦協定中ですが、いよいよまた宇宙に上がる事となりました。
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おはうち

おはうち

前話で殺めてしまった軍人の妻と子供が登場して、ウッソが墓参りさせてやって和解するストーリーのクソ真面目さよ。この頃の富野監督ってクソ真面目だからこそ、戦争で人が死んで当然である描写を積極的にやってたんかな。子供が死と向き合う描写を念入りに入れる。しかし負荷が強い。
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