先週末の異次元フェスに参戦、Liella!に衝撃を受け即刻鑑賞。「ラブライブ！」1作目を設定から骨子までセルフオマージュしつつ、当時から10年近く経った現在地点のアイドル像にアップデートされていて驚く。主人公"かのん"と、裏主人公とも言える"すみれ"のドラマが想像以上に良い。μ'sほど重かったり闇を感じる描写も少なく、良くも悪くも観やすい。楽曲のインパクトはやはりμ'sの方が上かもしれないが、一定の満足度は得られた。
「推しの子」のように煌びやかな芸能界の闇を詳にする作品の人気が優勢な今こそ、純粋なアイドル像を描いた本作はもっと広がって良い。「ラブライブ！」が今もこれほどパワーのあるコンテンツだという事に気づけただけでも、本当に観てよかった。
