犬里

機動戦士ガンダムの犬里のレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダム(1979年製作のアニメ)
4.8
完全初見で視聴。面白かった。
いわゆる「ロボット物」だが、最初から最後まで一貫して、マシンのハードウェア面よりもソフトウェアとパイロットの成長に重きを置いているところが、いい意味でイメージと違っていた。
所々で有名なセリフが飛び出し、「あーこのセリフこういうシーンのセリフだったのか」と感心しながら観るのも楽しかった。
敵も味方も登場人物が多いが散っていくのも早く、えーこの人ここで退場なの!と思うシーンもしばしば。それがいい意味でテンポの良さに繋がっておりラストまでダレずに視聴できた。

お気に入りはカイくん。何度も死線をくぐり抜け悲しみを背負い、でもラストまで飄々とした皮肉屋の態度を崩さずにいてくれてありがとう!彼を見ると楽しい気持ちになるので最後まで作品の癒やし要素でした。古川登志夫氏の味のある演技も良かった。
犬里

犬里