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白い砂のアクアトープのかずシネマのレビュー・感想・評価

白い砂のアクアトープ(2021年製作のアニメ)
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現在進行形で鑑賞中。

自分は夏が好きなので、こちらは季節感があって良さそう、と思って鑑賞。
水族館の様子や沖縄の様子、青く高い空に白い雲が涼し気でええなぁ。
沖縄が舞台のアニメは「はるかなレシーブ」以来やな、個人的に。

1話目は「此処に置いてください」という、ある意味で王道の展開だったけど、あのお母さんとの電話の下りがすげーリアルだと感じた。
当たり前に全く同じ事では無いけど、似たような事を言われてモヤっとした経験があるから。善意で、励まそうとして言ってくれているのも分かるから、余計にモヤモヤの行き場が無いんよな。

風花ちゃんは人間として正しいし、すごくいい娘だけど、椅子取りゲームをするしかない世界の人間(アイドル)としては正しくは無かったんやろな…悲しいな。
今後また何か展開があるんかな。

こういう手作り感の強い、小さめの水族館てええよな。
実際そういった水族館が近くにあったんだが、数年前に閉館してしまった。クラゲが綺麗な場所だったなぁ…思い出して寂しいわ。

あと、風花ちゃんも月美ちゃんもいい名前やな。

OPもEDも良い。
特にOPはサビで拍子が変わるのがええな。

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(20211002追記)
これ2クールやったんかい!
知らんかったわ…。

正直言ってずっと「お山の大将」だったくくる。それが、今度は1番下っ端。
1クール目の彼女は、気持ちが空回っていて、人を指導する立場には元々適性がないか、単に未熟だった。まぁ高校生やしな。
2クール目1話も、研修もせず新人にいきなり無茶振りをする上司や連絡のメールを見ずに開き直る他部署の面々も大問題やけど、確認もとらない・報連相も全くできていない、だけど口応えは達者なくくるも大問題な訳で。
彼女に都合良く展開が捻じ曲げられないか、ちゃんと成長するかどうかが、鑑賞を続けるかどうかに繋がりそう。
あと風花ちゃんの件、個人的にはあのままじゃ納得できんのやけど。何かあるかなー。あるといいなー。
とりあえず様子見。

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(20211218追記)
完走した。
最終話は無難にまとまっていたけど、その分駆け足気味でもあった。
くくる、やっぱりちょっと「えぇ…」となる性質が強いキャラのままやったけど、成長もしたのでまぁ良かった…のかな。
やりたい仕事と任される仕事のギャップに苦しむのはよく分かるけど、社内だけならいざ知らず、クライアントにまであの態度は無い、と思う。
部長は成長させる狙いがあったのだとしても、あれは部下を監督できてない。
あれは只の放任やわ。
結果的に落ち着いたとは言え、なんか色々あり得んかった。
でも、やりがいを見い出せたんは良かったよな。

風花ちゃんはちょっと中途半端かな、と思ったけど、新しい夢を追いかける、方向転換ができるってのも素敵な事よな。

他にツッコミどころとしては、本人がやりたがったのならともかく、契約書で巻かれていないだろう仕事を役職無しの現場レベルの人間の判断でアルバイトにやらせる、そして勝手に残業させるのはあり得んと思う。
あの子と契約して給料出すんは会社や、お前らやない、と。
あの時、発注間違いのせいで新たに資材を買って代替していたけども、かえって経費と人件費がかかってるし。
この会社は報連相が存在せんわけ?と思うわ。
この辺り、ちゃんとした会社なら口酸っぱく言われると思うんやけど。

あと、おじいやお姉ちゃんの設定が最後まであんまり生かされていなかったのが気になった。
そしてイルカの子供は結局どうなったんやろ。
とってつけた様になったうどんちゃん…。

個人的には「何なんコイツ」とちょっと思った展開やったんやけどw、くくるが途中で逃げ出せたんはある意味良かったんかもな。
あのままやったらもっと病んでたと思う。
実際にやるかどうか別としても、いざとなったらあれくらい出来る・やってもいいという心持ちが、社会人には必要なんかもな。
あの民宿、ええ雰囲気やったな。
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