たかが恋、されど恋、ですね。
恋愛は人生の大部分だよ。
この世は色気を失ってきていて本当に嫌だなあと思ってる。男らしさ、女らしさを中和することが、自分らしさ…？そういうの本当に無理。私らしくいることの一つの方法は、女としての自分の体を活かすことだよ。中身は女だし男だよ、あるいは女でも男でもないよ。だって人間だもん。それでいいはずなのに。いいよね！？って、思わせてくれる感じ、伝わってきた。
愛すべき対象だとわかっているならば、実直に愛すべきだと思う。迷惑をかけるくらいなら気持ちを抑えようかな…とか、センスない。迷惑をかけあうのが生きるってことじゃん。干渉して、お互いの生活が重なり合うこと。一人で誰にも迷惑かけないで生きていたら、それって死んでるのと何も変わんなくない？ただ粒子として漂ってるだけ。物質なだけ。
お人好しの、最たるデメリットは、死、かな。誰にでも優しかったら、誰も特別じゃないのと一緒、です。何人もの女を救って、神様にでもなったつもりなんでしょうか。暦くんが殺されそうなシーン、割と一回殺されろよって思いました。これは、女心です。
戦場ヶ原さんが真面目に話すシーン、全部共感しました。戦場ヶ原さんは、女心の象徴として描かれているからでしょうね。暦くんの、お人好しなところが好きで嫌い。私に干渉して生きてくれるならそれは願ってもないことだし、他の女に世話を焼くのは普通に無理です。そういうところが好きなんだよね〜
