【2021年春アニメ作品｛全13話｝】
どうやら朗読劇が原作のアニメ化作品は史上初らしい。
大正ロマンにヴァンパイア、割と既視感はある世界観設定かな。
キャラデザが若干腐向けっぽい感じはある。
ストーリーは正直よくわからない部分が多いなという印象。
終盤とか基本みんな何を考えて行動しているのかが謎だった。
最終的に前田さんとか一体何がしたかったんだろう？
キャラの心理を理解できない自分には、少なくとも誰にも感情移入することはなかったな。
始めはシャフト演出的というか芸術ポイントが高い作品なのかなとは思ったが、途中からは単に手抜きの様に思えてきてしまった。
低予算感は仕方がないにしても、もう少し分かり易い見所が欲しかった。
ただ動的な描写を避けているだけで演出的な工夫が今一つ感じられない分、シンプルに安っぽい紙芝居感だけが残ってしまっている印象。
映像的な見応えはこれといって感じられなかったかな。
終始哀愁が漂ってる感じは好みの作風ではあったが、正直ボイスキャストの豪華さと音楽の良さを除けばあまり印象に残らない作品ではある。
敢えて細部を深堀りせず、雰囲気アニメと割り切って観る分には悪い作品とは思わないけど。
------------------------------------------------------------
［主題歌］
OP
和楽器バンド「生命のアリア」
ED
HYDE「ON MY OWN」
------------------------------------------------------------
