紗倉

妄想代理人の紗倉のネタバレレビュー・内容・結末

妄想代理人(2004年製作のアニメ)
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このレビューはネタバレを含みます

他責思考ばっかりじゃなくて自分の過ちとかちゃんと認めようね〜〜現実逃避ばっかやめようね〜〜みたいな終わり方
これ20年前の作品?すごすぎる

けど飲みながら観ちゃいけなかった気はする、ちゃんと解釈しながら見ればよかった

前半のサイコホラー感はパーフェクトブルーぽさあってすごく好き、作中でもよく鳴る電話の着信音とかFAX?に綴られた逃げるな(だっけ?)の文字とか、とにかく現実でも若干あり得そうなジワジワした恐怖がすごく良かった

で8話はそれまでのストーリーから急に逸れたし序盤の作画が今までと違ったから見る作品間違えたかと思った
けど番外編ぽさありながらほっこりストーリーだから穏やかに観てたら最後にえ?いつからだったの、、?て急にゾワゾワして鳥肌立った、全然気づかなかった、、、

終盤はパプリカぽかったかも、夢から逃げ出せた刑事さん思い出すね
寓話みたいに教訓性があるのはわかるんだけど、最後の着地点に至るまであちこち色んなストーリーがあったからちょっと解釈に時間がかかってしまった

映画の方がまとまりがあって好きかもしれない、、、けど今敏の世界観全開で良かった
あとOPがとにかく不気味すぎて1話見始めた瞬間からこっわ、て思った、言葉では形容し難い不気味さ、、
言い方悪いけど何回見ても生理的に受け付けない気持ちの悪さアリ、あれも作品の奇妙さ加速させてたように感じる

ずっと観たいと思っていたからとりあえず満足!
紗倉

紗倉