桃龍

銀河英雄伝説 Die Neue These ファーストシーズン 邂逅の桃龍のレビュー・感想・評価

3.0
2019-10-08記。
1~2話はアスターテ会戦なので、旧シリーズの劇場版3作目「銀河英雄伝説外伝/新たなる戦いの序曲(オーヴァチュア)」と同じ。
あえて比較させようという戦術かな。戦艦のCGは凄いけど、人物がショボい。ストーリーはほぼ同じだ。
これでは、なんのためのリメイクか分からない。新たなファンを呼び込むのではなく、ヤマトと同じくヲタクの二度掘りが狙いか?

3~5話は戦闘なし。
両雄の子供時代の話で、人物描写は旧作よりショボいので退屈。
これ映画館で見た人はお気の毒。

6~7話はイゼルローン攻略。
すこしだけ旧作にアレンジが加わってるようだが、もの足りない。
例えるなら日露戦争の二百三高地のような激しさが欲しかったな。

8~10話は、選挙のために戦争をする民主国家と、皇帝のために戦争をする独裁国家を描き、現在の世界そっくり。
こういう政治的なところで対比させる描きかたは面白い。

11〜12話で、補給線の伸びた全面戦争まで描かれるとは…面白くなってきたぞ。と思ったら、続きは第2期か~い。
しかし、人間が居住可能な惑星が複数あるようだが、そんな惑星の間の距離は少なくとも数光年から数十光年はあるはず。
ワープみたいな描写もあるが、説明は一切なし。いいのか?
桃龍

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