村上春樹の”世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド”を読み終わったあと、このアニメの存在を知り興味を持ったので鑑賞。
村上作品の”世界の終り”の壁に囲まれた街と同じ世界がアニメの中に広がっていて感慨深かった。
灰羽と呼ばれる天使の姿をした少女や少年たち。
なぜここに、何のためにここにいるのか、主人公のラッカの目を通して語られていく。
優しさと哀しさが入り混じる物語。見ているうちに切なさで胸が苦しくなるけれど、誰かを思いやる気持ちや、自分を許すことで”赦し”を得てほしいって心から思った。
名作に巡り逢えてうれしい✨